死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

2分でお酒の紹介:上撰 蓬莱 

 

 飛騨市ふるさと納税でGetしたお酒もこれで最後になります。

 

【タイプ】
 醸造アルコール添付です。よく見るとラベルに精米歩合の記載がありません。

 

【飲用温度】
 16.2℃。理想より若干温かめです。

 

【色調】
 ほぼ無色です。

 

【香り】
 ほんのわずかに甘い匂いを感じます。

 

【口あたり】
 水に近い柔らかさ。呑み込んだ後、酸はそれなりに舌の上を走ります。

 

  【味】
 米を噛んだ時に感じる甘味を薄く感じます。

 

【のどごし】
 引っかかりもなくスーッと喉を通ります。

 

【残り香、余韻】
 本当に薄っすらと米の甘味の香りが鼻に抜けます。

 

【コメント】

  正直、特に個性を感じるほどのインパクトはないお酒です。とはいえ、四合瓶で905円という値段は日常でのDaily SAKE にはちょうどいい頃合いでしょう。なのでどんな料理ともケンカはしないと思います。こういった安価で味が安定したお酒、杜氏が丹精込めて作り上げた高いお酒、いろいろな種類が存在する多様性こそが日本酒が発展していく鍵になると思います。

 

と一般論を述べないと収集がつかない、無個性のお酒であることは確かです。。。

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日本酒のアテに残り物で茶碗蒸し

 

コンビニで買ったおでんの残り出汁の処分に迷い、茶碗蒸しを作ってみました。

 

【材料】

  • 7-11の袋入りおでん(税抜198円)を食べた後の残り出汁
  • 玉子(3個)
  • 冷蔵庫に眠っていたニラ(適当)
  • 冷蔵庫に眠っていたシメジ(適当)
  • ヤマキの割烹白だし(大さじ1杯)
  • しょう油(大さじ1杯)

 

残り出汁。計量カップで測るとちょうど200ml。

「100mlに1個の玉子+1個」が目安。

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美味しく作る唯一の手間。溶いた玉子を濾し器で漉して、黄身だけを使います。

白身が入るとうまく固まらないことが多く、黄身のキメを細かくすると滑らかな口当たりにもなるので。

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あとは冷蔵庫の残り物を適当に切ってぶち込むだけ。

白だししょう油で味を整えて、電子レンジに投入し時間が来るのを待ちます。

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断面をご覧になってわかる通り、プリンっぽい少し固めの茶碗蒸しができました。

ニラ特有の香りと出汁の味が効いて、「す」も入らずに済みました。

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日本酒は「上撰 蓬莱」を合わせます。安定感のある醸造酒です。評価は別記事でご紹介しますね。

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残り物を使ったのでコストは50円くらいでしょうか。玉子を濾す手間と出汁とのバランスさえ間違えなければ、大きな失敗はなく滋味を味わうことができるでしょう。

 

 

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新橋立ちそば探索記 めんが特筆 ゆで太郎

 
新橋駅から少し離れたところ、第一京浜沿いにある「ゆで太郎」です。
 
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【スタイル】
4人がけのテーブルが6卓、店内中央には10人ほど立ち用の細長いテーブルが2卓ほど。
小規模なお店が多い新橋の中ではかなりの大箱です。
 
 【つゆ】
カエシが控えめ、ダシの味も感じられる良いバランスです。
 
【めん】
細目で麺に角を感じさせられます。店内に製麺室がありますのでここで作られているのも良いですね。
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【天ぷら】
食券と交換時には立てて供されます。たまねぎ、にんじんがメイン。所によって青ねぎ。

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【総評】
420円と標準的な値段にしては、わかめもたっぷり・麺もしっかり・つゆもすっきりとコストパフォーマンスは良好です。数あるチェーン店の中では、味の良い部類に入るでしょう。
 
【評価】
★★★★☆(星4つ)
 

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自由に値段を決められる日本酒居酒屋

 
興味を惹かれる記事が目につきました。 

 

客が飲み食いをした後、自由に値段を決めて支払えば良い、という結構斬新なシステム。

 
厳選された日本酒と、お茶漬けバイキングがセットになっているようです。

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経営をするのは株式会社Forbul。飲食店経営が初めてにも関わらず大胆なコンセプトで、赤字が3ヶ月続いたら閉店するという潔さ。LINE@に登録すると売上・客数・利益などをフルで開示してくれるそうです。面白そうなので登録して見ます。
 
HPを見て気になったのがこのフレーズ。
 
「日本酒の本質(店名)」の仕組みは人間の善意と道徳心の上に成り立っています。私たちが一番興味を持っているのが、この仕組みがリアルの場で成り立つのか?ということです。」

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立派な考え方だと思います。。。

日本酒とお茶漬けバイキングで赤字にならないって、何で頑張るのかな。。。

従業員の接客くらいしか思い浮かばないなあ。。。

 

 

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日本酒選びの参考に SAKE COMPETITION 2019

  
 毎年実施されている市販酒を対象としたコンペの記事です。この時期になると日本酒専門店などは専用の棚を設けて、受賞作を全面的にフィーチャーしますね。
我々に身近な部門を取り上げてみましょう。

 

<純米酒部門>

地味なイメージの宝剣が1位と3位を占めたのが驚きです。2位の美丈夫は4位にも作品を連ねています。

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<純米吟醸部門>

3位の鈴鹿川は初めて見る銘柄です。上位2銘柄はポピュラーですね。

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<純米大吟醸>

1位の作は初心者でもすんなり入れる美味しいお酒でお勧めです。

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スパークリング部門というのもあるのですね。どれも呑んだことがないのですがこれから来る暑い夏にグラスを傾けたいですね。

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味覚なんて人それぞれと言ってしまえばそれまでですが、評価されるということは、何か光るものがあるということ。数多ある日本酒を選ぶ参考として安心して利用できる情報の1つだと思います。

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イベント報告:そばと日本酒の博覧会

 

梅雨の合間の五月晴れならぬ猛暑の中、イベントに行ってきました。

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例年同様、日本酒とそばとB級グルメでエリアが分かれております。
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日本酒のエリア。地域ブロックでブースがセッティングされています。「夏酒」「新潟」は去年無かったような記憶が。。。

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イベントの最終日のせいか、どのブースも名のあるお酒は売り切れで選択に迷う所。結局、北海道・東北ブースの3杯セットをチョイスです。

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【イ】

木の樽の香りがほのかに感じられました。純米酒の割に水を飲んでいるかのように主張がとても少ないさらっとした口当たり。米の味がします。

 

【ロ】

口に含んだ時から米の味がふわっと拡がる濃厚さがありますが、甘味はほとんどありません。酸もあってスッキリ・ドライタイプです。

 

【ハ】

口に含むと最初フルーティーな甘味が、後から軽い酸が追いかけてきます。 

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どのブースもこんな感じでサーブされます。量は結構多めでカップ1杯で50mlくらいありそうな。

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アテは、福井の越前おろしそばを。花かつおの下には辛い大根おろし。そばはコシの強い平打ち麺。【イ】はおろしの辛さに負け、【ハ】は甘味がおろしとケンカをし。結局【ロ】のドライさが一番相性が良い結果となりました。

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去年は冬に行なわれたイベント。今年はもう1回あるかもしれませんね。

 

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新橋立ちそば漫遊記 つゆが飲み干せる うさぎや

新橋の駅からはかなり離れていますが、知る人ぞ知る名店の「うさぎや」です。

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【スタイル】
テーブル無しの立ち食いのみ。L字カウンターは6~7人で一杯になる小さなお店です。
L字の角に浄水器と揚げた天ぷらを置くガラスケースが鎮座します。
 
【つゆ】
カエシがとても控えめで柔らかく、ダシの味も感じられる絶妙のバランスです。
とにかく美味しい。
 
【めん】
コシが強くなく、どちらかというと緩めな歯ごたえです。
 
【天ぷら】
作り置きが故、サクサク感はあまり感じられません。エビかイカゲソ入りの2種類があります。

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【総評】
390円と立ちそばにしてはやや安めの設定。この店はとにかくつゆが秀逸で、半世紀の人生で初めて飲み干すという経験をするほどの衝撃です。また切り盛りをされるご主人も人当たりが良く、心も胃袋もほっこりさせてくれるお店です。
 
【評価】
★★★★☆(星4つ)
 

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2分でお酒の紹介:司牡丹生鮮酒(春)

 

高知の日本酒セットに入っていた司牡丹。純米酒純米大吟醸の「おり」を絡めた面白いお酒です。

 

 【タイプ】
 精米歩合は60%。「爽酒」に位置づけられるかと思います。

 

【飲用温度】
 15.3℃。

 

【色調】
 ベースは無色透明ですが、注ぐ時に入っている「おり」がやわ雪のようにふわっと舞い上がります。

 

【香り】
 ほのかなメロンのような香りが弱く感じられます。

 

【口あたり】
 口に含んだ時にわずかな酸を舌先に感じますが、ドライなテイストです。

 

  【味】
 少しだけメロンのようなフルーティーさ。酸の刺激はほとんど残りません。

 

【のどごし】
 何の引っかかりもなくスムーズに喉を通り過ぎます。

 

【残り香、余韻】
 スッキリとした余韻。ほんのわずかなメロンのような甘い残り香。

 

【コメント】

    ラベルにある「生鮮」「春」の文字から、搾りたてのフレッシュさを売りにしているお酒です。とはいえさすが高知のお酒。生のお酒にありがちな甘さは抑えられ、スッキリとしたドライ感は保持されています。和食全般、ソースがかかった洋食にも合う、オールマイティなお酒だと思います。

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【番外編】新橋立ちそば探索記が始まります

 
今年で生まれてから半世紀が経ち、加齢の影響を日々感じております。
「食」に関しては、以前より食べる物へのこだわりが減ったこと。
以前であれば、ランチでも常に新しい店を探してなるべく同じものは食べないようにしていたのですが、今では意識しないと同じ店のローテーションになっていたりします。
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もう一つの変化は、ラーメンよりそば、それも立ちそば(立ち食いそば)を好むように
なってしまったことでしょうか。勤務地は「サラリーマン」の街新橋なので、バラエティーに富んだ立ちそば屋が点在し、それぞれの味が楽しめるのも原因かもしれません。
 
つきましては、「新橋立ちそば探索記」として新橋周辺の個性豊かなお店を紹介していきたいと思います。
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評価のポイントは3つ。
 
【つゆ】
着丼して一番最初に口に入れるもの。カエシとダシで構成されていて、それぞれの味わいとバランスが重要です。
 
【めん】
スピードと価格を求められる立ちそば、めんは軽視されがちな所ですがキラリと光る拘りがあればご紹介します。
 
【てんぷら】
様々なトッピングがあれど、どの店にもあり個性と店の考え方が出る部分。いろいろな具財が混ざった「かき揚げ」をチョイスします。
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「酒に交わ」る感が全然無いことは、とりあえず置いておいて。。。。
 
 
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日本酒で神経衰弱

 
年々消費量が減っている日本酒。その中で蔵元はいろいろな努力を試みています。
ちょっと古めですが、微笑ましい記事を見つけたのでご紹介します。仕組みは至ってシンプルです。
まず初めに3種類の日本酒を試飲。次に銘柄が隠された状態で先ほどの3種類の日本酒を試飲し、神経衰弱の要領で同じ日本酒を当てることができるか挑戦するのだ。全問正解できた場合は、日本酒などの景品をゲットできるという趣向だ。

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さてこのお酒の神経衰弱、正答率はどれくらいでしょうか?
結構簡単そうに感じますがなんと3〜4割とのこと。直前に呑んだばかりなのに。
 人の味覚がいかに当てにならないか、日本酒の「味」の掴みづらさを表していますね。新潟のアンテナショップの企画なので、系統が似ているお酒が集まっていたのかもしれません。
 
この企画、ビギナー向けに飲食店や家呑みでも使えそう。
4種の日本酒(薫酒・爽酒・醇酒・熟酒)を用意。神経衰弱を通して、いろいろなタイプがあることを舌で感じてもらう、みたいな。
 
※薫酒・爽酒・醇酒・熟酒については以下の記事を参照してくださいね。

 

 

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