死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

唎酒(ききざけ)のやり方

唎酒とは、「五感をフルに稼動させ、酒の個性を把握し、その個性を人々にわかりやすく伝えること」を意味します。

 

まずは目(視覚)で、酒の色調、透明度、粘性を確認します。

次に、鼻(嗅覚)で、口に含む前の酒の香りを確認します。

続いて、10mlくらいを口に含み、10秒ほど口内でくゆらせ、口当たり(触覚)と味わい(味覚)を確認、その後酒を呑み込んだ際の、喉ごし(触覚)と鼻に抜ける香り(嗅覚)を確認した上で、感じたことを表現することになります。

 

このブログで個々の日本酒を、教科書に則って以下の要素を押さえながら、なるべく多くの人がイメージできるよう、明瞭・簡潔に紹介していきたいと思います。

【タイプ】
 ・例:薫酒(以前ご紹介した4つのタイプ=薫酒、爽酒、醇酒、熟酒)

【飲用温度】
 ・例:20℃(温度によって香りや味わいは変化するので、それぞれのタイプに適した温度を基本とします)。

【色調】
 ・例:無色、透明度高い(多少黄色見がかっているものや、にごり酒もあるので)

【香り】
 ・例:華やかな、熟したメロンのような

【口あたり】
 ・例:やわらかく、まろやか

【味】
 ・例:熟したメロンのような

【のどごし】
 ・例:スッキリ

【残り香、余韻】
 ・例:熟したメロンのような、余韻が長い

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