死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

2分でお酒の紹介:クラシック仙禽 亀ノ尾 2018

栃木の有名なお酒をテイスティングしてみました。造り手のこだわりが見事に反映されています。

 

【タイプ】
 精米歩合を麹米40%、掛米精米50%とそれぞれ表示する、珍しいお酒です。

 爽酒に位置づけられるかと思います。

【飲用温度】
 17.1℃。

【色調】
 ほんの少し黄色があります。清涼度は高いです。

【香り】
 強くはありませんが、フルーティさを感じます。

【口あたり】
 含んだ瞬間、心地良い刺激と柔らかな酸味が、口内と舌の上にさーっと拡がります。

 【味】
 ほのかな甘味、プレーンヨーグルトのような爽やかな酸味です。

【のどごし】
 飲み込めば液体は喉をスーッと流れます。

【残り香、余韻】  

 香りはほとんど感じませんが、舌に残る酸味が持続します。

 

【コメント】 

蔵に流れる地下水と同じ水脈の上にある田んぼで亀ノ尾を作り、火入れも早期に。

ワイン製造でいう「ドメーヌ」(一定の区画の中で出荷に至るまで全てを行なうこと)にこだわった逸品です。相当の手間をかけないと、無濾過原酒でここまでのお酒は造れないと思います。口に含んだ時から感じる心地良い触覚と繊細な酸味は、余韻も長く続きます。なんか口内がとても気持ちいいので、余計な食べ物などと合わせず、これだけに向かい合いたいと思わせる、危険なお酒です。

 

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