死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

私の運用資産の四天王(中国株編)

以前、5月の資産運用結果を記事にした際、稼ぎ頭があると記載しました。今回はその「四天王」の一部についてご紹介いたします。

今は亡くなられていますが、「お金の神様」と称された邱永漢さん(お年を召した方はご存知の方も多いのでは?)が10年くらいに渡り「ハイハイQさんQさんデス」というホームページを運営されておりました。多数の執筆陣がそれぞれの専門分野のコラム欄を持っており、、なかなか読み応えのあるホームページでございました。

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HP「邱永漢公式ウェブサイト」より転用

ちょうど私がアクセスしていた時=中国が「開放政策」で経済的発展し始めていた頃。目の効く邱さんは「これから中国株の時代が来る」をテーマにたくさんのコラムを書かれており、推奨銘柄で今でも保有している2社が私の四天王の一部です。

 

万科企業

経済を海外に開放することにより中国にお金がどんどん入ってきて、中産階級ができ始める時代でした。中国人の不動産信仰は凄いらしく、その当時国内不動産取り扱い企業のNo.1がこの万科企業でした。邱さん曰く「経済が伸び始める時期はそれぞれの業種のNo.1を買うと良い」というアドバイスを見て購入しました。今では業界5位前後ですが堅実で強固な財務基盤をもっています。投資を始めてから10年を超えており、現時点で投資金額は3.8倍になっています。配当利回りも15%くらいになっていると思います。

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【テンセント】

 こちらはインターネット啓明期、今の日本でいう「LINE」のようなコニュニケーションチャットからスタートし、今ではオンラインゲームや決済などへ多角的に事業を拡げ、世界の時価総額でベスト10に入る企業にまで成長し、まだまだ勢いは衰えません。邱さんがいつも推していた企業でさすがに見る目があるなあ、と。最初に投資した少額の投資金額は約30倍になっています。もう中国人のコミュニティはテンセントのチャットがないと成立しない、くらいになっているので、いくら中国共産党とは言えど潰すことはできないだろうと考えています。

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この2社に関しては結果的に「成長する企業を長期で保有する」という株式の王道を捉えた形になっていますが、自分で発掘したわけではなく、人の推奨をずっと持っていたというたまたま運が良かっただけの結果です。中国の企業なので共産党の意向次第でどうなるかわからないリスクを考えると、より保守的で資産を減らさないことをメインとするセカンドライフに向けて、どこかで出口を探す必要がある、と考えています。

 

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