死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

形見の米、日本酒に

熊本地震に関する記事に目を引かれました。

 

息子さんは阿蘇大橋を車で通行中、地震で橋が崩壊し谷底に落下。
同時に起きた崖崩れの土砂に埋まり行方不明に。ご両親は息子さんを見つけるために4か月付近を捜索し、土砂に埋まった車を発見されています。
 
阿蘇大橋は一度渡ったことがありますが、谷がとても深くかなり大きな橋でした。
それをいとも簡単に壊す自然のパワー。その中からご子息を探し出したご両親の愛情の深さに、強く心打たれた記憶が残っています。

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捜索に協力してくれた人への恩返しに、息子さんが播いた米からできた日本酒を送ろうというご両親。それに応える酒蔵の心意気。
 
金属製タンクに入った生酒を試飲した母は、「息子が育てた米を立派なお酒にしてもらえた。息子の生きた証し」と涙ながらに話した。
酒蔵は「酒に向かない米なので心配だったが、おいしい酒ができて良かった」と語った。  
 

 

日本酒が取り持つ、様々な人の想いが感じられるお話しとして、ご紹介させていただきました。
 

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