死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

日本酒は呑まれているか

最近ではマスコミなどで話題となることも多い日本酒ですが、露出量とは裏腹に消費量は長期的に減少しています。去年の農林水産省の資料を見てみましょう。まずはお酒全体から。
 

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 日本酒(赤)は微減という感じ。ビールが落ち込んでいる分、その分をRTD(Ready to drink)の発泡酒などが埋める構図です。
 
続いて出荷状況です。

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日本酒だけで見ると最盛期の1/3になるほど、出荷量が落ち込んでいるようです。

またアルコールが添付されている本醸造酒(青)が減り、純米酒純米吟醸酒が増加。

量から質へのスイッチが伺われます。

 

最後に輸出の状況です。

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輸出は大幅に伸びております。未開の地だけに、伸びしろはいくらでもありますね。

 

アメリカはビール、バーボンといった日本酒と同じ醸造酒を呑む地域なので相性が良さそうですが、大消費地の中華圏では白酒、韓国も焼酎と蒸留酒がメインなので、どこまで浸透できるか。。。

 

外国では、大衆ではなく富裕層をターゲットにした高級路線が現実的でしょう。

獺祭や南部美人は積極的に海外に進出していますね。

 

 

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