2分でお酒の紹介:いづみ橋 雫ラベル 純米吟醸 生酛 生原酒
前回にひき続き、泉橋酒造の蔵祭りで試飲した8杯の中で、気に入って購入した1本をご紹介します。
【タイプ】
精米歩合は55%。まろやかな口当たりから醇酒に位置づけられるかと思います。
【飲用温度】
7.8℃
【色調】
ほんのごくわずかに黄色が入っています。
【香り】
それほど強くはありません。ほのかに甘い匂いがします。
【口あたり】
口に含んだ瞬間から密度の濃さが拡がり、強めの酸が走ります。
【味】
ご飯を噛んで感じる甘さが凝縮された、濃密な味が口内の周辺に拡がりますが、舌には最初から強めの酸を感じます。
【のどごし】
液体は引っかかりもなく喉を流れて行きます。
【残り香、余韻】
甘い残り香を感じます。舌の上酸はなかなか消えず、刺激が長くが残ります。
【コメント】
生酛の生原酒ということで、とても厚みのある濃厚さです。前回ご紹介した「黒とんぼ」は口当たりも味も3段階を経ましたが、このお酒は「濃い」・「強い」といったシンプルな荒々しさを感じます。ウナギ・すき焼き・シチューなど赤ワインと合わる料理でもしっかり合いそうです。
クリックして頂けると、励みになります!
にほんブログ村