2分でお酒の紹介:澤屋まつもと 守破離 五百万石
不思議と家呑みには手に入らなかった澤屋まつもとです。
【タイプ】
精米歩合は未記載。吟醸と思われる綺麗な口当たりから、薫酒に位置づけられるかと思います。
【飲用温度】
7.6℃、16.3℃
【色調】
無色透明です。
【香り】
それほど強くはありません。微かに甘い匂いがします。
【口あたり】
口に含んだ瞬間、柔らかな炭酸の刺激があります。
【味】
メロンの果肉のような甘さが、舌一面に拡がります。
【のどごし】
液体は引っかかりもなく喉を流れて行きます。
【残り香、余韻】
ほのかなメロン臭。炭酸の刺激はスッと抜けてわずかな甘みが舌に残ります。
【コメント】
精米歩合の記載がなく雑味が全くないので吟醸系かと思いましたが、純米酒とのこと。常温と冷蔵庫で冷やしたもの、2つの温度で呑んだところ、冷えた方が甘みと炭酸がクリアに感じます。口当たり・味・余韻それぞれがとても洗練された「綺麗な」お酒という印象です。食前、もしくはシンプルな味付けのサラダや刺身と相性がいいと思います。
守破離とは、型を「守る」→既存の型を「破る」→型から「離れ」て自在になること。
富山の五百万石という酒米に出会い、原料の大切さに目覚めたこの酒蔵のチャレンジを、もっと味わいたくなりました。
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