死ぬまでにしたい100のこと

52歳が、これからの生き方を模索する物語

【定年まであと206日】 Bucket List を作ろう

 

物事を進めるにあたっては、まず「Goal」を設定して、逆算でやるべきことを確かめていくといった方法論がよく語られます。セカンドライフを考えるにあたって「Goal」とは一体なんでしょうか。。。参考になりそうな映画を昔観ましたので、ご紹介したいと思います。

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入院先の病室で知り合った、大富豪と自動車整備工。共通点は癌で、余命6ヶ月ということ。金儲けしか考えず家族から見放された大富豪。仕事と家族に時間を捧げ、自分を殺して生きてきた整備工。語り合う2人は決心する。整備工が作って日の目を見ていなかったBucket List 」(やりたいことリスト)を作り直し、1つ1つ2人で実行していこうと。。。

 

大富豪のジャック=ニコルソン。整備工のモーガン=フリーマン。イメージぴったりの配役ですね(笑)。リストを1つ1つ実行していく時の2人のとにかく楽しそうな表情に、思わず観ている方も笑みが溢れてしまいます。

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映画では、以下ようなの「Bucket List 」に沿って珍道中が繰り広げられます。具体的なものもあれば抽象的なものもあって様々ですね。「世界一の美女にキスをする」の場面では、思わず涙がちょちょぎれてしまいますよ(笑) 

荘厳な景色を見る
見ず知らずの人に親切にする
泣くほど笑う
マスタングの運転
世界一の美女にキスをする
入れ墨を掘る
スカイダイビング
ストーンヘンジを見る
ローマを見る(行く)
ピラミッドを見る
タージマハルに行く
香港に行く

 

世間のほとんどの人は、自分も含め「整備工」かなあと思います。自分の思い通りに時間を使うことも、大富豪と出会うなんてこと自体、まさに映画みたいなことは多分起こらないでしょう。「命の期限」を知らないし、知らされた時にはその短さに、愕然とすることでしょう。

 

だからこそ、セカンドライフにはこの「Bucket List 」って大事だなあ、と思いました。仕事をしている間は「リストの実現と、その準備」を意識する。定年後は「リストの実現」を楽しむ。全部を潰すことはできないかもしれませんが、消したレコードの数だけ「最高の人生」に近づいていくのではないでしょうか。 

 

 

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新橋立ちそば探索記 富士そば

立ち食いそばを語るにあたり老舗の「名代 富士そば」を避けて通ることはできないでしょう。あちこちで見かける印象がありますが、店舗数は「ゆで太郎」の7割くらい(135)。独特の出店戦略のなせる技ですね。
今回は銀座店に入りました。

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【スタイル】

店内は10〜12畳くらいの広さ。壁に向かって椅子が並ぶ形式。入口に券売機があります。

 
【つゆ】
カエシの味はかなり濃く、甘味と醤油が強め。だしの味はほとんど感じられません。 
 
 【めん】
コシがあまりなく、普通の立ちそばの麺(小麦粉90%くらい)。
 
【天ぷら】
わかめとネギがデフォルト。かなり衣の色が濃いのでクリスピーな感じを想像するも、ひと噛みすると意外や意外、べちゃっとした食感です。玉ねぎ、人参も同様歯ごたえがあまりなく。

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【総評】
410円と立ちそばにしては標準的な料金設定。濃いつゆ、柔い麺、重い天ぷら、土木作業員さんが好みそうな味わいです。ただ富士そばは他のチェーンと比べて、店によって出来上がりが違う傾向がありますね。これは富士そばのユニークな経営戦略が関係しているようなので、次回ご紹介してみたいと思います。
 
【評価】
★★★☆☆(星3つ)
 

 

 

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【定年まであと半年】セカンドライフを考える

 
私が勤める会社は、50歳の3月31日で成績の如何を問わず役職を解かれる(役職定年)というかなりドラスティックな人事制度がございます。まあしがない課長職の私がどうなろうと、所属している組織には何の影響もありませんが、個人的には結構大きなイベントかな、と。いろいろ妄想するに
 
  • 給料は減るのかな〜(管理職分のプレミアムが無くなるから)
  • 今の部署で働くのかな〜(新任課長は当然自分より年下。年上のメンバーは使いづらいだろうなー)
  • 今の部署を出るとしたら、拾ってくれる部署はあるのかな〜(アピールできるような尖った専門性もなく、転職なんてもってのほか)

 

と、普通のサラリーマンなら60歳で考えるような事態に直面しております。60歳なら子育ても一段落し責任が軽くなっている頃でしょうが、今年大学に入学したばかりの娘がいるお父さん、そんなお気楽にはなれませぬ。

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世の中では「人生100年時代」なんて言葉が盛んに飛び交い、「まだ半分も残ってるのか!」とツッコミを入れたくなるところですが、世の中の流れに逆らうわけには行きませぬ。

 

50歳の誕生日を迎えてから漠然といろいろ考えながらも日常に流される自分。ある時Facebookで高校の同窓生の投稿などを眺めていたら、ある言葉が頭をよぎりました。通っていた高校の校訓。「遵法自治」。

「遵法」とは法に従うこと、つまり全世界や宇宙の法、永遠の真理などに逆らわずに生きること。「自治」とは、自主・自立の態度で自分を治めることです。

 

人は歳を取る。歳を取ればいろいろな事が出来なくなる。名前が出てこないし(笑)、脂っこいものも受け付けなくなるし(笑)、 いろいろなことに億劫になる(笑)。これはもう「永遠の真理」であって避けることはできない。当然働き方も含めた社会との関わり方も変化していく。それには逆らわず自分を治める。結局は「自分の生き方は自分でデザインする」というごく当たり前の結論に行き着くのでした。優秀な人なら若い時から持ってそうなマインドですが、半世紀も生きてこれとは、本当に流れるままに生きてきたんだなあ〜、と逆に感心してしまいますね。

 

ここまでご覧になるとお分かりになるように「流され癖」のついている己を律する為にも、今後のブログの1コーナーに「セカンドライフ」を設立し、デザインの過程を記録していきたいと思います(日本酒の話題がどんどん薄れていく。。。)

 

 

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ソフトバンクと日本酒

 

とにかくあちこちの分野に手を出すソフトバンクですが、日本酒にも手をかけていることが判明しました(笑)。イベントでは、生産者代表として「紀土」の平和酒造と、日本酒ベンチャー「Clear」の社長とのセッションが繰り広げられておりました。

 

『日本酒は今、元気がないのではないか』、『日本酒を元気にしたい』という話題が出ました。そこから、日本酒について調査をすることになったのです」

 

この問題意識からソフトバンクが調査した酒蔵では、ITを導入しているところがなかったようで、

 

「この経験から、テクノロジーを取り入れるモダナイゼーションによるビジネスチャンスがあると感じました」

 

自分も何件か酒蔵見学した経験、また製法の映像などを観るに、各種工程がとにかく古臭く、杜氏を介した「人間の勘や経験や手作業」がなければ美味しくならないみたいな固定観念が、まだまだ日本酒の常識として蔓延している印象を受けます。

 

反面、今は日本酒の代名詞となっている「獺祭」は、一時は倒産寸前まで追い込まれ杜氏不在のまま日本酒を作る必要に迫られる中で、徹底した「データ管理」に方針を振り切って現在の成功を掴んだというブランドストーリー、日本酒好きなら誰でも知っている事実ですね。

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自分は、「新しいテクノロジーには乗ってしまえ」というポリシーの人間です。日本酒で言えば、工程の中で数値化できる部分は機械でコントロールして、味の安定性や再現化を計ればいいのでは?という立場です。

 

だからといって、全てが没個性にならないと考えます。

だって、日本酒は気まぐれな「細菌」という生物によって醸し出される飲み物で、機械には扱いきれない領域を持っていると思うので。

 

 

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【番外編】2019年の夏休み バンコク

 

ベトナムとタイを訪れた夏休み。今回はタイのバンコクです。

 実は大学生の時、猿岩石(バックパッカー)をやっており、日本からの経由地としてバンコクは5,6回訪れております。今回は実に30年ぶりの訪問です。

 

ここまでヒドくはないものの、今考えると若くて体力があって無知だったので、いろいろなことを経験したなー、というバックパッカー時代でした。

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食事は日本で食べるのと味は変わらなかったものの、料金が半額くらいでした。ベトナムは味が淡白で万人受けする味付けですが、タイはココナツミルクや独特のスパイスなどを癖のある味付けに馴染めるかどうか、ですね。もちろん私は美味しく頂きました。

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さてビール。お店やコンビニ(セブンイレブンが圧倒的に強かったです)では、ホーチミンより多くの種類が売られておりました。どのビールもタイプはピルスナー。軽くてさっぱり系。正直、味の違いはそれほどはっきりとはわかりませんでした。ホーチミン同様、安い(100円くらい!)なのも一緒です。

 

タイガー。シンガポールのビールですが、普通に流通しておりました。

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シンハー。タイのビールの代名詞。1933年製造開始にて85年の歴史を持つ老舗ですね。

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チャーン。タイ語で象を表します。コンビニなどでは一番安く売られているいビールでした。

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「U」。これは日本でも見たことのない新顔です。シンハーを作っているメーカーの商品のようです。そんなにたくさん飲んでいる人はいなかったなー。

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ちなみに、ベトナム・タイで飲める外国ビールといえば、なぜかハイネケンの一強のように感じました。ちょっとコクのあるビールが飲みたい時には、緑のボトルを注文しまして。

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【番外編】2019年の夏休み ホーチミン

 

8月19日から26日まで夏休みを取って、久しぶりの海外旅行。ベトナムとタイに行ってきました。東南アジアにてお酒の種類はそれほど多いわけではなく、ビールのご紹介となります。まずは最初の訪問地、ホーチミンです。

 

TVの映像では何度か観ておりましたが、バイクの洪水は本当に凄かったです。歩行者はこの渦に飛び込んで、道を渡らなければいけません(笑)

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食事は安くて美味しかったですね。特に美味しかったのは、バインミー。フランスパンのサンドイッチなのですが、どのお店で買ってもハズレはありませんでした。パンまるまる1本で150円前後。定番のホーも牛のダシが効いてさっぱりして毎食食べても飽きない感じ。付け合わせに必ず野菜・香草がつくので、健康的な食生活が送れそうです。 

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さてビール。お店やコンビニ(サークルKとファミマがありました)では、SAIGONブランドが多かったですね。いずれもタイプはピルスナー。「バドワイザー」とか「コロナ」みたいな、軽くてさっぱり系。安い(100円くらい!)ので、水替わりに飲めました。

 

333。ベトナムのビールといえば。「バーバーバー」と読みます。

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ビア・サイゴン。333を作るサイゴンビール・アルコール飲料総公社のもう1つの主力商品です。

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スペシャル・サイゴン。これはモルト100%らしいのですが、飲んでいる時に濃さ、豊潤さをまるで感じさせませんでした(笑)

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ビア・サイゴン・エクスポート。これは輸出用みたいです。

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ラルーと読みます。ベトナム中部で圧倒的な人気があるらしく、ハイネケンが運営しているビール会社とのこと。

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新橋立ちそば探索記 老舗の貫禄 おくとね

新橋駅前ビル1号館の地下1階、呑み屋が揃う一角にある「おくとね」です。
新橋に長く勤めるリーマンで知らない人はいないでしょう。まるでクローンのように、同じ格好をしたおじさんがそばを食べています。t

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【スタイル】

10~12畳ほどの店内。両サイドの壁とセンターにカウンターがあって椅子はありません。
店の一番奥が調理場と商品引換所。自販機は入口のすぐ左にあります。
 
【つゆ】
カエシの味は甘味が強め。だしはあまり感じられません。 
 
 【めん】
ちょっと茹ですぎかな、というくらい柔らかめです。
 
【天ぷら】
ここで有名なのは、舞茸天。小分けにした舞茸と衣が広がるように揚げられ、丼に入りきりません。
あー、油で揚げるためか舞茸の水分が飛んでカサカサになっており、キノコ独特の食感が味わえません。。

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【総評】
420円と立ちそばにしては標準的な料金設定。食べログの評価はちょっとオーバーかなという気がしますが、新橋駅前ビルで洗練されないサラリーマンに紛れ、昔ながらのそばを食べる「昭和感」が味わえる雰囲気に加点されての結果でしょう。
 
【評価】
★★☆☆☆(星2つ)
 

 
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【番外編】駅前酒場@綾瀬のランチを食す

 

世の中はお盆休み突入モードですが、来週にお休みをズラした自分にとっては月曜日の祝日。My favorite 酒場として以前ご紹介した駅前酒場、お盆も営業とのこと。普段味わうことのできない平日ランチを食べにお伺いしました。

 

海鮮丼ご飯大盛り 500円!

金目鯛のアラの味噌汁。凄くいいダシが出て旨い。

小鉢のたくわんの横の煮物、マグロの顎と二代目が言っておりました。

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右上にこっそり写っているのは、酎ハイと何かのエキスを炭酸で割るハイボール。下町では「ボール」と言い放ちます。灼熱で失われた体内の水分を補給。酒呑みのアイソトニック飲料ですな。

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海鮮丼は、反時計回りに白身の鯛、スモークサーモン、とびっ子、アジの細切り。左上の四角いのが正体不明。ものすごい歯ごたえ。市場も今日はお休みかな。なんか食材選びに工夫が感じられます。

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今日のお昼代、ボールを含め合計800円!

新橋なら、ボール無し&もっとフニャフニャな魚で取られてもおかしくない値段。

己の情報収集力と行動力が生み出した、至福のひと時。

そんな自分に乾杯です(あ、また呑むの?笑)

 

 

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あずきバーと日本酒を合わせる

 
暑いですね〜。こんな日には冷たい物でも食べながら、、、と考えていたら、面白い記事を見つけました。 

 

あのあずきバーの井村屋が、酒造免許を譲り受け、日本酒への進出を果たすようです。

「酒造で得られる発酵技術を菓子・食品製造に生かす」のが目的のこと。免許の譲渡元はホームページも無い、本当に小さな酒蔵のようです。

 

井村屋を調べてみたら、あら意外、東証一部上場企業なのですね。アイスクリームと肉まん・あんまんの他にもいろいろな分野に進出しています。あら意外、昭和世代には懐かしい、「アンナ・ミラーズ」のオーナーでもあるのですね。制服がカワイイ!と女子のバイト先で人気があった事を思い出します。

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今回の試み、酒粕を原料にしたりするのかな。あずきバーという強力な定番がありながら、進化を止めない井村屋のことだから、もっといろいろな展開が望めそうです。

 
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魚金帝国の底力を乃木坂で感じる

 

新橋ワーカーで知らない人はいない「魚金」。東京各地に勢力を広げる姿をまざまざと見せつけられました。

 

東京ミッドタウン六本木そばの乃木坂店を週末に家族で訪問。高級感が漂う入口。

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とはいえ料理はいつもの魚金スタイル。まずは岩海苔豆腐を注文。3人なのでレギュラーサイズ。海苔の海に浮かぶ豆腐は一丁の大きさにて、ボリューム感が伝わると思います。

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そして週末の魚金の言えば、刺し盛り。平日の半額で提供されます。これで2000円。

12種類の盛り合わせは結構壮観な姿ですね。身も適度に引き締まり許される範囲です。

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焼きはホッケを注文。身が厚く脂の乗っており食べ応え充分。

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魚ばかり続いたので、肉の揚げ物ということでメンチカツ。普通サイズの3個分くらいの大きさでしょうか。食べ応えと肉汁は程よいものの、ソースがちょっと濃すぎたのが中年の舌には厳しかったかな。

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アプリも始めている魚金。いつの間にか都内で50店舗も営業中となっています。魚系のチェーン店と言えば「磯丸水産」を思い出しますが、質が上等、少し値段が上のポジショニングで「魚金帝国」を作り上げていきそうな勢いです。

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